TOPODEMINO イタリア〜アンティーク雑貨 トポデミーノ上本町MERCATINO-SHOP サイトニュース

トポデミーノ・サイトニュースサイト情報とイタリアの話

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古き良き、進化する、腐ってもイタリア 15 / febbraio / 2024

 今回はひょんなことからイタリア自動車関連企業詣でが始まった。
 買い付け旅行としてはいつも通り、ミラノに到着しレンタカーを駆って蚤の市からリサイクルショップを転戦するのだが、それはミラノの北15キロぐらいの町「セレーニョ」を訪れた直後に道中で偶然に出会った〜。そう下の写真・左の「デロルト」である。モーターファンでなくても誰もが知っている、あのキャブレターメーカーである。
 一般訪問者向けのグッズショップなどないかと、心臓バクバクで入り口守衛室を尋ねたが「ノー!」と言われあえなく撃沈。まだ旅はスタートしたばかりだ。次へ進もう!
 通常ミラノからトリノに車で向かう場合、高速道路のA4を西へ走る。もう少しでトリノに着くというころで高速道路の左側に現れるのが、そう「ピレリ」のセッティモ・トリネーゼ工場にある大きなロゴだ。これは日が落ちて暗くなってからライトで照らされた「ピレリ」ロゴを見る方が心が震えること間違いない。言わずと知れたイタリアを代表するタイヤメーカー、、、だったが現在は中国企業となっている。誰か買い戻せ〜!
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 更に進もう。トリノの中心から南東へ15キロほど行ったところの町「カンビアーノ」のメイン通りを走っていれば見逃すことはないこれ(下の写真・左)、モーターファンの聖地の一つでもある「ピニンファリーナ」のヘッドクォーターである。この中には一般訪問者が入れる展示室のようなものがあるはず(予約がいるかもしれない)だが、この日はあいにく閉まっていて中から警備員が睨みを利かせていた。どのみち予約もしていませんから〜、残念〜!
 トリノのコーヒーブランド、いやイタリアの、、いえいえ世界のコーヒーブランド「ラヴァッツァ」。そのヘッドクォーターがこれ(写真・右)だ〜。 ここからは自動車関連ではないが、イタリア詣で、トリノ詣ででは絶対欠かせない場所のご紹介。「ラヴァッツァ」は博物館も食堂(訪問客も入れる)も併設されているから昼食休憩にも最適だ。これはコルソ・パレルモ側から撮影したもの。
 ちなみにミラノ方面からA4に乗って、車でトリノに入ってくるときに見えるビルの上に大きな「LAVAZZA」の看板が見えるが、そこは本社ではありません。
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 この季節なのでイタリアのチョコレートショップ詣でも紹介しなければなりません。先日、NHKの「グレーテルのかまど」で「チョコレートの都、トリノ」って言ってました。その番組にも登場したジャンドゥイオットでも有名な店、雨に煙る「ペイラノ」(写真・左)。実は私はまだ行ったことがありません。なぜなら駐車するのが非常に厳しいところだからです。その前を通過するときに車の中からパチり!トリノの「ポルタ・ヌオーヴァ駅」から東へおよそ1.5キロ。元気のある方行ってきてください。
 駅からその反対側へ300メートルぐらいにあるのが1875年創業の歴史ある有名な老舗カフェ「プラッティ」(写真・右)。この距離なら行けますね。カフェですがパスティッチェリアでもありますので当然美味しい「ジャンドゥイオッティ」あります。もちろん食べましたよ、十数年前にね。チョコレートのお祭り「cioccola-TO」でチョコレートショップ巡りしましたからね。10月の終わり頃に開催されると思いますので元気なあなた、行ってきてください。
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 イタリア詣でに行くにも飛行機代の高騰やら、宿泊代の高騰やら、そう遠くないところで戦争やってたりとか、もうこうなったらトポデミーノ に行くしかないでしょ。トポデミーノにはチョコレートはありませんが、イタリア詣で気分の商品がいっぱい。
 さて、いつものように当サイト各ページ(看板、灰皿、缶、カプチーノカップ、その他のもの、その他の広告もの、その他のインテリア関係のもの)に新着アンティーク雑貨を少しアップしました。おっ早めにっ!

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環境保護はいいことだ〜? 24 / dicembre / 2023

 2000年頃までは環境問題意識がかなり低かったイタリアだが、ここ最近は加速度的に意識が上がってきているように思う。前回書いた「パックジュースのストロー」もそうだが、下の写真・左のようなテイクアウトの店やフードコートのようなところで使われる使い捨てのカトラリーも、今では適切な処理をすれば堆肥に変えられる素材でできているらしい。
 また2000年ごろから始まった都市部の中心街への車乗り入れ禁止(住民や許可車両以外)措置も、最近では地方の小さな町でも実施しているところがあるぐらい広まっている。
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 環境問題といえば、自家用車がどんどん増えて大気汚染の問題にも意識が高まっています。通勤などに自家用車の利用を控えて公共交通機関を利用するとか、また下の写真・左のようなシェアリング電動アシスト自転車を利用したりするなど。
 イタリアの「GLS」などのような大手の物流会社でも、一部の輸送に電気自動車のバンも利用し始めているようだ(写真・右)。
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 イタリアの環境意識の向上のおかげで(実際は2006年トリノ冬季五輪を契機に)、トリノの町は随分綺麗になりました(写真・左)。ゴミや犬のフンはかなり減ってきたし、迷惑駐車も減りました(これは取り締まりの厳しさや写真のように物理的に駐車できないようにしているためもある)。
 環境問題とは違いますが、イタリアでも犬のオシッコで困っている方も多いようです。ただ日本の場合は「ここで犬にフンや尿をさせないでください」のように飼い主に向けた言葉が書かれてたボードを掲示したりするが、イタリアは写真・右のように「オシッコ、僕はここにしないよ」やお店の前に「ボクは中には入れないんだ」のような犬目線の表示でやんわり飼い主に注意しているようです。文化の違いを感じますね〜。
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 無理やりですが「文化の違い」を体感するならイタリアに行くか、トポデミーノ に行くしかないでしょ。トポデミーノには、時代の違いも楽しんでいただける商品がいっぱい。
 さて、いつものように当サイト各ページ(2&4輪関係、ビン、看板、その他の広告もの、その他のインテリア関係のもの)に新着アンティーク雑貨を少しアップしましたので、売り切れないうちにポチッとしてくださいね!

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進化することはいいことだ〜? 27 / novembre / 2023

 イタリアに行くたびにカーシェアリング、自転車シェアリングなど新しいシステムに遭遇してきましたが、今回もまた目撃したものがある。シェアリング電動キックボードである(写真・左)。ウーバーが提供しているようである。おそるべしウーバー。
 新しいものが増えて進化するのは非常に良いことであると思う。環境のことも考えなければなりません。ストロー?もうプラスチックなんてダメ、ダメ。日本でも完全にその流れですが、イタリアでは紙パックジュースの付属ストローまで紙製になってました。非常に環境のためには良いことだとは思うんですが、直接口に触れるためにどうしてもだんだん紙の味がしてくるような気が、、、。私だけでしょうか?
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 進化といえば、電話もそうですね〜。大きな携帯電話から小さな携帯電話へ、そして折りたたみになり、スマートフォンへとどんどん進化していってます。日本でもそうですが、公衆電話が激減しているのはイタリアも同じ。写真・左のような公衆電話はますます見つけにくくなってきます。こう書いている私も時代の流れに逆らえず、スマホを使うようになって公衆電話の必要がなくなりました。そりゃあ無くなるわなあ。
 新聞もしかり、読む人がどんどん減ってきて、新聞や雑誌を売るエディーコラも激減している(写真・右)。コロナ騒動で拍車がかかったのでしょう。おかげで、いやそのせいで蚤の市情報が掲載される新聞を探しに街から街へ、、、しかし入手できず、トホホ。
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 新聞スタンド(エディーコラ)を見つけたのは、時すでに遅し蚤の市が終わった月曜日になってからでした(写真・左)。この写真は2023年5月撮影のものです、昔の写真ではありません。エディーコラの横に新聞の広告と並んで、なんと「マジンガーZ」の漫画本の広告が出ているではありませんか。イタリアでは日本のテレビ放送から10年ほど遅れて放送され、その時ロボット漫画の第1次ブームがあったようです。再びブームが来ているのでしょうか。これも2023年5月撮影のもので、決して昔の写真を出しているわけではありません。
 十数年前のものと思っていた「マジンガーZ」が、実は50年前のものだったと知り、今更ながら過ぎた年月に驚いています。
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 進化によって、不便だったイタリアもだんだん便利になってきて、古き良き、、がその代わりに少なくなってきています。トポデミーノは、その古き良きを集めて皆様に楽しんでいただいています。
 さて、いつものように当サイト各ページ(人形、看板、ポスター、エスプレッソカップ、カプチーノカップ、その他の広告もの、その他のインテリア関係のもの)に新着アンティーク雑貨を少しアップしましたので、あなたの「古き良き」をお早めに〜!

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大きいことはいいことだ〜? 2 / novembre / 2023

 レンタカー屋さんはいつものようにいい加減で、出発3週間前ぐらいに「貸し出しの店舗が変わります」と悪びれることなくメールで一方的に変更を告げた。こちらとしてはその店舗の場所に合わせて宿を予約しているわけで、宿はもうキャンセルできないわけで、もう気分は激下がりなわけで、、、。
 そして現地に行ってみると、今度は「少し大きい車になりますが、料金は同じにしますから」と一方的に大きな車に変えられた。「フィアット・ドゥカート30」排気量およそ2.3リッター、全長およそ5メートル、幅2メートル、高さ2.3メートルときた(写真下・左)。このサイズはしんどい。路駐するにも、パーキングに入れるにも、スーパーで買い物するときも困るんじゃ。燃費も悪いんじゃ。座席が高いから乗り降りが大変(おかげで腰痛が悪化した)。「料金は同じ」って、こっちは何も得してませんから。文句を言ってもどうにもならなそうなので(言えるイタリア語のスキルはない)黙ってレンタカー屋さんを出発した。
 世の中ダウンサイジングの時代(もう古いか?)なのにでかいレンタカーって逆行してるよね〜。おや、ここにもシトロエン・アミがある(写真下・右)。前々回にも紹介しましたが、シトロエンの小型電気自動車である。この写真はミラノで宅配や買い物代行、バイク便などを請け負う会社のもの。ちなみにこちらは全長およそ2.4メートル。上記のドゥカートの半分以下だ。荷物は詰めないが、駐車場所に困らないだろう。
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 30年前のミラノはこうじゃなかった。下の写真・左は平日の午前中、ミラノの環状線の様子だ。昔はガラガラですいすいだったのに今では日本と同じようにこの混雑ぶり。あ〜ストレス。それに加えてガソリン価格の高騰は目も当てられない状況だ。今回訪れた時はガソリンが1リッター250円ぐらい(6月初旬)もした。今調べてみると(11月)為替の関係もあるが、300円を突破しているではないか。マンマミ〜ア!
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 こんな時代だから、シトロエン・アミのような小型電気自動車がどんどん増えていくんでしょうねえ。街では下の写真・左のように電動キックボードも増えている(これは日本も同じ)。ヘルメットを着用し、信号を守って、マナーは良さそうだ。
 そんなことはどこ吹く風と、こんな車(ジープ・グランド・ワゴニア)に乗るツワモノもいるのだ(写真下・右)。排気量およそ5.9リッター、燃費はリッター3、4キロ辺りだろう。と言ってもこれは趣味の車(旧車)であろうから、普段使いはしていないでしょうね。
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 燃料費が上がる要素ばかりの世の中になってますが、来年の仕入れ時には下がっていてほしいと願うばかりである。
 そんな何もかもが高騰しているイタリアを西へ東へと駆けずり回って古き良き時代の雑貨を仕入れてきました。
 さて今回も、当サイト各ページ(人形、看板、ポスター、その他の広告もの、その他のインテリア関係のもの)に新着アンティーク雑貨を少しアップしましたので、家でポチッとするもよし、当店まで足を運ぶもよし、お早めに〜!

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シンプルなパニーノを食べてみませんか? 3 / ottobre / 2023

 4年ぶりのイタリアでのお話。高速道路上のサービスエリアも変わっていましたねえ。割高で味もそこそこなので利用することはなかったのですが、トイレがてらに寄ってみると随分とおしゃれになっているじゃありませんか。コーヒーやパン、甘〜い香りにつられて食欲も湧いてきたので、軽く食事することにしました。シンプルなパニーノを食べましたが、値段も納得できるほどでしたし味も上々でした。昔の風情も捨てがたいが、腹が減っては軍は出来ぬのでこれからは機会があれば利用するのもありだなあ。
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 旅の前半はミラノを中心に行動するのでミラノで宿を取りたかったのですが、どこも値上がり幅が大きく予算内に収まりません。最終的にミラノから少し離れたモンツァの少し北側に、、、。「Airbnb(エアービーアンドビー)」で見つけたのですが、サイトの写真ではよくわからないまま一か八かで予約しました。到着してみると普通の一軒家(下の写真・左)に間借りする感じのところでした。家の前の道路はいつでも路駐できるし、間借りする部分は家の裏側なので静かだし、間借りといってもミニキッチンがついたリビング(下の写真・右)に寝室、地下に風呂とトイレがあり、家主さんとは扉一枚ではあるが完全に隔たりがあるのでほぼ快適でした。「ほぼ快適」といったのには理由があり、それはミニキッチンに流しや水栓が付いていないという事。つまり、冷蔵庫とコーヒーメーカー(ドルチェグスト、カプセル付き)とIHクッキングヒーターがあるだけ。洗い物は全て地下の洗面台まで持っていって済ませなければならなかったのである。ちょっと手が汚れた場合でもその都度地下まで階段を降りなければならないのだ。そこそこ安い理由はそこにあったのか〜。
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 モンツァ市の少し北側といっても「モンツァサーキット」のすぐ西側に宿があって、日によってサーキットを走るモーター音が聞こえてくるところでした。下の写真・左は市内のロータリーにあるサーキットコースを象ったモニュメント。この写真の右に300〜400メートルのところにサーキットのコースがある。
 (写真・右)夕食はもっぱらお持ち帰りピザだ。年齢的にも一人1枚は無理なので、お持ち帰りにして半分づつして食す。写真ではまずそうに見えるかもしれないが、決してハズレていないし、ピザはどこで食べても大きくハズレることはない。夕食のメニューはこの他にパニーノ・ケバブを半分ということもある。これまたハズレることはない。
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 日本同様、何もかも値上がりしているイタリアですが、そのおかげで(いつもですが)シンプルなパニーノやシンプルなピザの美味しさを再確認することができました。街が変わって新しく便利に進化することは良いことだとは思いますが、古き良きイタリアがどんどんなくなっていることは残念〜。
 そんなイタリアの古き良き時代の雑貨を販売する店「トポデミーノ」。当店には涙ものの古き良きイタリアが詰まっています。
 さあ、当サイト各ページ(2&4輪関係、グラス、人形、看板、ポスター、トレー、その他のもの、その他の広告もの、その他のインテリア関係のもの)に新着アンティーク雑貨を少しアップしました。秋の夜長、古き良きイタリアの雑貨を愛でて過ごすのはいかがですか?

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マイクロEVシェアリングはどうなのか 27 / luglio / 2023

 4年ぶりのイタリア。4年ぶりのミラノ、そしてトリノ、行ってきました。
 航空券、宿泊料金、ユーロ、ガソリン、高速料金、、、もう何もかも値上がりしてました。そりゃもうどこも同じですな。
 手軽な軽食として、お昼に好んで食べていたパニーノケバブ。4年前は高くても3.5ユーロだったものが、今では安くて5ユーロ、普通に6ユーロする店がたくさん。公園のベンチでほおばるようなパニーノが、今やユーロ高も手伝って900円以上する時代になりました。
 さて、新着写真1枚目がフランスブランドで申し訳ありませんが、とにかくミラノ近郊のスーパーの駐車場で遭遇して衝撃を受けたので、まずはここで紹介します。
 それは、小さな小さな電気自動車「シトロエン」の「アミ」なのだ。1960〜70年代にも「アミ」の名を冠した車はあったが、その車もどっちが前か後ろかわからないような車でした。この車もどっちが前か後ろか、、、。しかしそれもそのはずで、前後、左右のボディパネルは共通の同じものらしい。ドアも左右同じパネルなので運転席側は後ろヒンジで前から開くが、助手席側は前ヒンジで後ろから開くといった感じ。そもそもこの大きさで2座席というのが驚きだ。
 ボディはプラスチックでシトロエンのエンブレムもデカールのようなシール。まるでプラモデルのような車です。
 今回のイタリア滞在では2〜3台見かけただけでしたが、都心部の駐車事情の厳しいところではどんどん増えていくんでしょうね。今飛び込んできた情報によると「フィアット」でも同じようなマイクロEV「トポリーノ」の発売が控えているようなので、イタリア人はその発売を待っているのかも知れません。
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 フィアットの小型EV「500e」は、価格もまだまだ高いので本国イタリア、本拠地トリノでも見かける台数はごく少数。もっぱら下の写真のようなシェアリングカーが中心のようです。
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 下の写真のような電動スクーターのシェアリングも広がっていくのでしょうか?これは「cooltra」というスペインに本拠を置く会社のシェリングスクーター。この手のものは自転車にしてもそうですが、一気に広がりはするものの1〜2年で姿を消すということを繰り返しているような、、、。シェアリングの発想は非常に環境面でも良いことなのでしょうが、自分のものでないという意識からなのか、大事に扱われることが少ないという原因などで破綻していくんじゃないでしょうか。
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 ものを大切に扱う心って大事ですよね〜。特に古いものに関しては丁寧に扱うことが大切です。「トポデミーノ 」にあるものは、丁寧に大切に保存されてきた古い時代のものばかりです。大事に飾るもよし、丁寧に日常使いするもよし。
 イタリアのちょっとマニアックな古い雑貨を販売する店「トポデミーノ」。当店ではシェアリングはやってません、あしからず。
 さて、当サイト各ページ(2&4輪関係、グラス、人形、灰皿、その他のもの、その他の広告もの)に新着アンティーク雑貨を少しアップしています。この地獄のように暑い夏をバンバン買い物してぶっとばせ〜!

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昔の写真を出してます〜13 23 / aprile / 2023

 またまた今回も昔の写真からお届けします。前回同様、時は1996年9月末ごろ、場所はモンツァサーキット、イベント名は不明。クラシックカーのサーキット走行と古い2輪4輪関係のフリーマーケット(出店しているのは業者のみ)って感じのイベント。
 日本にも古いトラックマニアやボンネットバスマニアがいるように、イタリアにもクラシックのトラックマニアがいたんですよ〜。な〜に〜、やっちまったなぁ!
 写真・左は1950年代の「アルファ・ロメオ450/455」であると思われる。フロントマスクもフロントガラスも芸術的な造形美。しかし1周回って今日の保育所の送迎バスにも動物の顔をしたこんなのがあったような、、、。
 写真・右は同じく50年代の「フィアット642N」である。車両前面にバルブがついた給水車のようである。これまたメガネをかけた顔のようにも見える愛くるしいフォルムだ。

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 下の写真は同じイベントの2輪4輪関係の部品フリーマーケットコーナー。インマニ、エアクリーナー、ファンネル、メーター類にファンベルト、スパークプラグ、フロントベゼル等々。写真にはありませんが、エンブレムなどの装飾系からボディパネルやオリジナルスチールホイールなどの車体系まで、もうマニアにとっては天国であります。
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 次にご覧いただく写真はこれまでのイベントとは全く関係ない、イタリアのとある町の自動車修理工場で撮影したもの。予想した通りメカニックはちょっと気難しそうなオヤジさんでした。工場内にある看板全てが年代モノで、喉から手が出る代物ばかりでした。でも、そこにはオヤジさんの世界があり、決して譲ってもらうことは不可能だと悟りその場を後にしたのでした。ダメもとで「売ってください!」って言えばよかったと今は後悔しています。
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 「トポデミーノ 」にあるものは全て売り物です。気難しいオヤジもいません。気軽に声かけしてください。買わないで帰ったら、後悔すること間違いなしですよ、そこのあなた!
 イタリアのちょっとディープな古い雑貨を取り扱う店「トポデミーノ」では皆様のお越しをお待ちしています。もちろんネットでオーダーするも良し。
 さてさて、当サイト各ページ(グラス、ポスター、エスプレッソカップ)に新着アンティーク雑貨をほんの少しアップしました。もういよいよ在庫が底をついてきた、行くぞ!イタリア、待ってろよ〜!

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昔の写真を出してます〜12 19 / febbraio / 2023

 はい、その通り、今回も昔の写真からお届けします。私の記憶に間違いがなければ、時は1996年9月末ごろ、場所はモンツァサーキット、イベント名は忘れましたが、クラシックカーのサーキット走行と古い2輪4輪関係のフリーマーケット(出店しているのは業者のみ)だったと思います。
 あいにくの小雨で古い車のオーナーさんには少し辛かったと思います。私はサーキット走行している車の姿には興味がなかったので写真はもっぱらサーキットの外側エリアです。
 今回はそこで見かけた少しばかり珍しい車を紹介します。下の写真は、ご存知の方も多いとは思いますが、ちょっと珍しいアルファ・ロメオのジュリエッタSZ"コーダ・トロンカ"(1959−1961)。生産台数はわずか210台と言われています。写真の車はスイスのオーナーのようです。お尻の丸い「SZ」の方がず〜っとかわいいんですけどね。
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 下の写真はランチアの「フラヴィア・スポルト・ザガート1.8」(1963−1967)。このころのランチアでザガートと言えば「フルヴィア・スポルト・ザガート」でしょと言う方も多いと思います。私もそうでした。しかし、よく見ると「フラヴィア」の方がず〜っとエキゾチックでゾクゾクするようなボディ形状ではありませんか。スマートでない無骨なデザインが魅力的だ。あなたならどっち?
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 最後にご覧いただくのはフィアットの珍車?「FIAT 750 GT Zagato MM Derivata」(1951-1953)。フィアットの500Bや500Cをベースにカスタムビルドされたものらしいが、製造はわずか10台ほどと言われている。その名の通り「ミレミリア」出場を目的に製作されたものなのでしょう。なんとかわいいフォルムなのでしょうか。「あ〜、連れて帰りた〜い」とその時叫んでいたのは間違いない。その当時ならまだ少しは可能性があったかもしれませんが、今ではとんでもない価格になっているのでしょうね。
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 なんでも後で後悔するものです。だから「トポデミーノ 」で出会った商品で連れて帰りたいと思ったらすぐポチっとすることですよ、迷ってるそこのあなた!
 イタリアのちょっとアンティークな雑貨を取り扱う店「トポデミーノ」では皆様のお越しをお待ちしています。もちろんネットでオーダーをポチッとすれば、はいオッケー。
 さて、当サイト各ページ(2&4輪関係、グラス、ポストカード、その他の広告モノ、ポスター、絵本、カプチーノカップ)に新着アンティーク雑貨を少しですがアップしました。何年か経って後悔するより今すぐオーダー!

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